ソニーとエリクソンが携帯電話事業として折半出資で合弁会社ソニー・エリクソンを設立したのが2001年。
合弁10周年を迎えた先月、2011年10月27日にソニーはソニー・エリクソンを完全子会社化することでエリクソンと合意したと発表した。
来年1月をメドに、エリクソンの株式持ち分を10億5000万ユーロ(約1120億円)で取得。
当面はソニエリブランドは残る・・・ということらしい。
フィーチャーフォンを展開していた当初はお互いにメリットのあった合弁だったが、時代の流れが「携帯電話の専業会社」に対して厳しい状況になってきたことが、今回の完全子会社化となったようだ。
その原因となった一つの象徴がiPhoneの登場らしい。
ソニー製品とソニエリ製品は使い勝手の面で、操作性などが決して統一されているとは言い難い。
Appleが、iPodやiPhoneなどを統一したUIでユーザに使いやすさを提供していたのとは大きな違いである。
そんなことから、ソニーでは今年8月に「統合UX開発部門」といった部署を新設した。
正式な略称の意味は知らないが、UXとはまさに、「User Experience」 ということなのだろう。
ソニー製品で今後一体感のある操作性、ユーザー体験を提供できるようにするという意思の表れだと思われる。
これからはスマートフォン・タブレット端末・音楽プレイヤー・テレビまでもがクラウドでつながるようになると言われているが、そのような背景の中で、それぞれのインタフェースがばらばらではユーザには使ってもらえない。
今年、ノキアがマイクロソフトとパートナーを組み、モトローラがグーグルの傘下に入った。
本格的な「スマートフォン時代」の到来は、端末メーカーの再編までも引き起こした。
当然その結果として、コンテンツの表現力も広がり、アプリ開発へも影響することは確かだろう。
これらのことは、スマートフォン向けアプリの開発をしている弊社にとっても、これを意識したアプリ開発戦略が必要であることを意味する。
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