E-Book おもしろいインタフェースのデモ
http://www.youtube.com/watch?v=rVyBwz1-AiE&feature=share
サクサク動いてますね。
つくるの結構大変・・・かも。
「こんなの論外だ!」アマゾンの契約書に激怒する出版社員 国内130社に電子書籍化を迫る
このキャッチから始まるアマゾン社からおくられてきた契約書内容に猛反発する出版業界の意見が以下に書かれている。
詳細は以下
http://news.livedoor.com/article/detail/5977004/
例えば、マーケット手数料についていえば、弊社が参入しているスマートフォンのアプリを例にとると、APPLE社のAppStoreやGoogle社のAndroidMarketの手数料が30%となっているが、これは我々の業界でも料率については、「高い」との認識だ。
ところが、今回発表されたAmazon社の手数料については
「アマゾンが推奨するAZWフォーマットで電子化された書籍は、小売価格のうち55%をアマゾンが得る」・・・ということのよう。
おっと、55%は厳しすぎるだろ・・・とおもったが、どうも料率の問題だけではなさそう。
これは私が説明するよりも、記事を読んでもらったほうがいいだろう。
全文読んで皆さんがどう思うかは個々人の判断なのだが、意外だったのが一般の人(出版業界と利害関係のない人たちという意味)の意見が私の思っていた以上に、出版業界に手厳しい内容であったことだ。
例えば
「電子化から発売まで全部Amazonやるなら55%はむしろ安い」
「価格は書籍版より必ず低くせよ」この部分に文句言うのは出版社がおかしい。
印刷代や中間業者の人件費がかからないのに実物の書籍と同じ値段で売ろうなんてどんだけ銭ゲパだ
・・・などの極端な意見までいろいろとあるが、基本的には日本の出版業界に対してはアンチな意見が多いようにみえる。
私個人としては、この手のネットの声については、普段からかなり懐疑的に見ていてネット上で声の大きい人の意見がまるで大多数の意見であるかのように単純に受け取ってしまう、ネット利用者の主体性の無さにも疑問を持っている。
ただし、この件については、これほどまでに一方的に日本の出版社にアンチな意見が多いとは思わなかった。
数少ない知り合いの出版業界の人たちを見ていると、電子化について真剣に悩みいろいろとトライアルをしている会社もあれば、版元は我々だから、電子化させてやってもよい・・・と既存の利権構造が今後も盤石だと信じて疑わない人まで様々。
電子出版がどの方向へ進むかについては予断が許さない状況だが、別の業界で、つい先日似たような現象が起きたことは皆記憶に新しいはず。
「音楽ダウンロードなんて流行らない。」
「日本人はそういう実態のないものは買わない。」
・・・そんなことを多くの音楽業界人は思っていた。
結果としてはどうだろう。 すでにリアルな店頭での販売をネットダウンロードが抜き去っている。
国内音楽DLサイトはいろいろな縛りのせいで伸び悩み、iTunesにシェアを取られてしまった。
出版業界は危機感ばかりを訴えていないで、ユーザサービスとして出版の在り方を根本的に考え直してもっと主体的に電子化に取り組まないとかつての音楽業界と同じ轍を踏むことになるだろう。
昔と違って、黒船が来るのはずっと前からわかっていたのだから。
朝刊をデジタル版に変えてみて一月ほど経ちました。
最初はiPadの画面の小ささが気になりましたが、それはだいぶ慣れました。
右上から左下への縦書きの記事の流れが、左上から右下への横書きの流れに変わったことについてもネットニュースを見慣れているせいか、ほとんど違和感はありませんでした。
でも最近ふと気が付いたことがあります。
デジタル版では新聞以上に情報を選り好みしてみている自分がいました。
従来の紙の新聞のようにすべての記事があの紙面いっぱいに展開されていれば、それほど気にならないニュースでも、ざっとは目を通すことができました。
ところが、デジタル版ではニュースのタイトルと記事の最初のほうの文面のみが扉ページに表示されているため、その部分が自分の興味をひかないと、その記事をタップしない、つまり読み飛ばしていることがあるようなのです。 それも無意識に。
ある朝のことでした。 最近はもっぱらデジタル版を私がiPadで読み、紙の新聞は広告含めて妻が独り占めをする・・・というパターンなのですが、妻が日常のなにげない記事を読んで、「あの記事どうだった?」 と聞くのです。
「はて・・・そんな記事あったっけ?」とデジタル版を読みかえしてみると確かに記事はありました。
その時は単に「あれ? 読み飛ばしたか?」・・・と思っただけですが、最近は自分で意図的に読み飛ばしているらしいことに気付いたのです。
つまり、今までの紙面ならざっとでも見ていた情報を、デジタル版になったとたんに最初から読みとばしているようなのです。 それも無意識に。
単なるネットニュースのように新聞を読んでいる自分。ネットニュースのような記事しか掲載されていないデジタル版の新聞。 そんなデジタル版の新聞に少し違和感を感じていいます。
その違和感とは何か?
それはデジタル版の「ななめ読みのしにくい構造」に原因があるようです。
とにかく、ダイニングテーブルでコーヒーをのみながら、バサッとひろげて、ざっとななめ読みができる紙の新聞と意図的に記事を選択しタップして詳細画面を呼び出してから読むという積極的な行為をしないと目に入ってこないデジタル版。
この構造の違いが、長年刷り込まれてきた今までの新聞というものの感覚とのずれを生じさせているように思います。
紙とデジタル・・・新聞だけでなく、いろいろ場面で比較されますが、私自身のこの体験を通して、人間にとって、広く情報を取り入れるということは、「見ているようで見ていないもの」や「目の前をとおりすぎていくようなもの」も含まれるのではないかと考えるようになりました。
例えば、腕っこきの新聞記者さんの中には、数百文字の中に、事実や洞察などを起承転結に見事に編み込んで、最後のワンセンテンスで名文面として昇華させるくらいの筆力をもった方がいます。
そんな記者さんが書いた記事でも、そもそも読んでもらえなければ、筆力も感性も何の役にも立たなくなってしまいます。
デジタル版になり新聞というものが単なる情報伝達装置化してしまったとしたら紙面とデジタル版は似て非なるものと言わざるをえません。
結果的に職人的な記者さんの書く記事が消えていくようなことがあってはならないと思い、私は最近、デジタル版でも隅から隅まで(タップできるものはすべてタップして)記事を読むようにしている次第です。
IT系のお兄ちゃんの書く無味乾燥なメール文面のような紙面になったとしたら紙であれデジタルであれ、私は新聞を読まなくなるでしょう。
新聞記者さん、これからも良い記事を書いてください。
デジタル版でも、あなた方がマス目に込めた思いを読み取る読者はまだまだいるんです。
後日談
ある日、そんな感傷めいたことを思っていた新聞について妻が一言いいました。
「折込広告がなくなると困るから、紙の新聞はやめないでね!」
だれか、デジタル版を集めておくと定期的に回収してくれてトイレットペーパーに変えてもらえないものでしょうかね?
もちろん、その際は名文のコラムだけは、デジタルスクラップしてとっておくようにします。(笑)
各ニュースより 2011.2.17
米書店2位のボーダーズ(Borders)は16日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、事実上、経営破綻した。
全米640以上ある店舗の約3割を閉鎖する予定。電子書籍の普及に伴い、近年は業績が低迷、多額の負債を抱えていた。
前年7月にオンライン書店を立ち上げ、アマゾン(Amazon)やアップル(Apple)が先行し成長著しい電子書籍市場に参入したが、遅きに失した。
2010年度の最初の11か月間の純損失は、1億6820万ドル(約140億円)に達しているという。
今更珍しくもない話ですが、電子化への取り組みが遅れたことがマーケットをなくした大きな要因。
出版不況は、古い体制にしがみついている業界体質と、そこからくるフットワークの悪さ、また、そこにかかわっている古い体質の人たちの意識が、マーケットを見る目を曇らせているように思います。
出版業界の人は、一本踏み出せないでいる人や組織が多いと最近痛感しています。
いまこそ、自らを変えていく勇気が必要。
意識が変われば、そもそもノウハウをもった優秀な人たちが多いのだから・・・。
おっと、よその業界のことを批評している暇はありませんね。
「先ず隗より始めよ」・・・でした。
asahi.com 2011.1.27
出版科学研究所は25日、取次ルートにおける2010年の書籍・雑誌の推定販売金額が1兆8748億円だったと発表した。前年比で3.1%、608億円の減少で前年を下回るのは6年連続だ。雑誌は13年連続、書籍は4年連続の減少だった。同研究所は「低落に歯止めがかかる気配はない」といい、書籍の新刊点数が減ったのが大きな特徴だった。販売金額は、ピークだった1996年の2兆6563億円と比べ、3割ほども減っている。売り上げの6割ほどを占める雑誌は、前年比3.0%減の1兆535億円。月刊誌が2.4%減だったのに対して、週刊誌が5.2%減で「週刊誌離れ」が加速している。創刊点数は110点で、ここ40年間で最少だった。休刊は前年より27点増え、216点だった。
書籍は、前年比3.3%減の8213億円。100万部以上のミリオンセラーは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」「1Q84 BOOK3」「KAGEROU」「バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット」「体脂肪計タニタの社員食堂」の5点だった。「売れる本は突出して売れるが、それ以外の本は低調という二極化が顕著」という。
書籍の新刊点数は7万4714点で、前年より4.9%減った。今の基準で統計を取り始めた95年以降、最大の減り幅。出版社の体力が落ちているのと、本の問屋にあたる取次会社がコスト減のために配本部数を抑制したのが理由だ。同研究所は「これまでにない動き。新刊点数は増え続けてきたが、天井を打った。今後は市場規模に見合った供給になっていくとみられる」と分析している。
返品率は書籍が39.0%、雑誌が35.5%で、いずれも前年より改善した。
・・・とのことです。
最近では、こんな記事が特にめずらしくもなくなってしまいました。
それでも日々に追われている出版社の皆さんが多いなか、若い人たちのなかには、今後の出版社の方向を悩み憂いているスタッフも多いようです。
考え方を変えなければならないのは、現場以上に経営者だったりするようにも思えるのですが、どちらも今の環境の激変についていけてない人が多い気がします。
文化や時間感覚が違いすぎて、戸惑うことが多い昨今ですが、「まんざら捨てたもんじゃない」と、若い出版社のスタッフを見てて思う今日この頃です。
がんばれ、出版社の若い連中。
さきほど、偶然メールのやり取りに中にでてきたので電子書籍のリフロー型とノンリフロー型について触れておきます。
簡単に言えば、文字の大きさが変えられるもの(拡大ではなく)がリフロー型、変えられないものがノンリフロー型と説明すればいいでしょう。
文字の大きさが変えられるというは、つまりページ送りが変わるものということ。
Amazon Kindleなどで読む電子書籍をみると、大きさをかえると、ページ繰りが自動的に変わるのを見たことのある人も多いでしょう。
リフローしないものというのは、ページのデザインやレイアウトについて表現が豊かなため
単に文字づめを変えただけでは、表現的に難しかったり、イメージが変わってしまうなどの場合はリフローさせない形式をとる場合があります。 それをノンリフロー型と呼んでいます。
どちらかというと、弊社で開発しているアプリのような形の電子書籍の形式となります。
リフローの機能は電子書籍側が持っているのではなく、リーダーソフト側の機能に依存します。
ちなみに、iPadに搭載されているiBooksなどはかなり高機能なリーダーソフトで独自にビデオや音声を埋め込む拡張仕様も提供されているので、表現力豊かな電子書籍を実現できます。
ePub形式
Amazon KindleのMobi形式
シャープのXMDF
ボイジャーのドットブック
縦書き文化の日本では電子書籍についても独自フォーマットがいろいろとあるようです。
エーブレインとしては、電子書籍そのもには直接進出しませんが、フォーマットやリーダアプリについては、意識しておきたいものです。
紙の本と電子書籍を扱うハイブリッド型書店、11年1月上旬から
大日本印刷とNTTドコモが、電子書籍の新会社を設立。
1月上旬から配信スタート。
紙の本も扱う予定とのことです。
詳細は、以下。
大日本印刷(DNP)とNTTドコモ、DNPの子会社・CHIグループ(CHI)は、紙と電子の書籍を販売するハイブリッド型総合書店の運営を目的に、共同事業会社「株式会社トゥ・ディファクト」を12月21日に設立する。これに伴い、DNPのオンライン書店「honto(ホント)」をベースに、ドコモのスマートフォンなどに対して、2011年1月上旬に電子書籍の販売を開始する。
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新会社は、8月にDNPとNTTドコモが締結した業務提携の基本合意を具体化したもの。出資金は9億8000万円で、出資比率はDNPが51%、NTTドコモが40%、CHIが9%。
今後、大手出版社をはじめ約200社から約10万点をめどにコンテンツを拡充し、多様な電子書籍フォーマットに対応したコンテンツを販売する。電子書籍を閲覧できる端末は、ドコモのスマートフォンやタブレット型端末で、Xperia、GALAXY S SC-02B、GALAXY Tab SC-01C、LYNX 3D SH-03、REGZA Phone T-01C、Optimus chat L-04C、SH-07Cの7機種が対応する予定。
さらに11年中には、CHIのオンライン書店「ビーケーワン(bk1)」とシステム統合などを検討し、一つのウェブサイトで紙と電子の書籍が購入できるサービスを提供する。実書店であるCHIの丸善、ジュンク堂、文教堂と連携を図り、オンライン書店とリアルの書店を連携したサービスの構築を目指す。
ソニーの端末と電子書籍サービスが始まりますね。
また、シャープがCCC(TSUTAYA)と組んだ電子書籍サービス「ガラパゴス」が
今週末から始まります。
TSUTAYAガラパゴスでは、音楽やゲームなどの配信もはじめめすので
単に電子書籍ビジネスだけの話ではありません。
GOOGLE eBookStore も電子書籍販売を開始しました。
来年はいろいろなサービスが本格的に始まる年になります。
時代に遅れないような手を早め早めに打っていきたいものです。
このところの電子書籍の発達によって、著者や出版社の了承なく、スキャンされた原稿で電子化されたコンテンツが流通してしまう事件が相次いでいます。
弊社開発のコンテンツでは、著作者との二次使用権についての承認作業を出版社殿にお願いしていますが、その調整に結構手間がかかるのは確かに事実です。
・・・というのも、紙の出版物についての使用権契約は出版の歴史の中で確立していても、デジタル化についての契約が未定義だったり、使用権の定義があいまいだったり・・・とそもそもの契約の面でのデジタル化に関する対応の遅さのせいがあります。
ただし、そういう状況下でも良識のあるコンテンツ開発会社であれば、文面や写真、動画などについては、出展や権利関係について十分に注意を払っています。
今朝の新聞に載っていた村上春樹さんの作品にしても、素人が作ったものなのか、何らかの悪意をもって作られたものなのかなど、どのような形式でアップストアに上がっていたのかはわかりませんが、少なくともまともなコンテンツ開発会社がやったことでないのは確かです。
このような事象については、憂慮される人も多いと思いますが、そのコンテンツがアップされていたマーケット、例えば今回の件でいえばアップルですが、一概にアップルだけを責めることはできないと思います。
そもそも、次々に生み出される世の中のすべてのコンテンツをチェックをしているわけではないので、新しくデジタル化されたコンテンツを既存のコンテンツとの類似チェックや権利関係のチェックをするなどは、到底現実的にできることではありません。
それでもアップルのサービスは一つの会社で提供しているものなので、何らかのチェックをかけるにしてもある程度の対策はできるかもしれませんが、すでにある多数のAndroidマーケットについては、到底むずかしいことと思います。
これが、アプリ形式ではなく電子書籍であれば、まだチェックはしやすいかもしれません。 出版の印刷物と同じ形式の電子書籍であれば、出版済みの原稿をデータベース化しておいて、電子的に類似チェックをかけることなどもできるかもしれません。
まあ、その場合でも膨大な作品データベースがあれば・・・という前提条件つきです。
そういえば、最近は研究論文などについても、文面とネット上の情報を突き合わせて、安易なネット情報の引用をチェックするようなことも始まっていると聞きます。
どちらにしても、これには膨大な労力がかかることは確かです。
管理されたApple、自由を標ぼうするGoogle。最近日本でもDRMなしの音楽流通を始めたAmazon。
それぞれのマーケットがデジタル化についての独自の取り組みをしていますが、その中でも私が最も懸念するのは、今後どんどんと広がっていくであろうAndroidマーケットです。
自由の名のもとに、無法地帯のようになっていくのでは・・・?今回のようなことがあちこちで起きるのではないか・・・?
そういう懸念を抱いているのは、私だけではないように思います。
心配の種はつきませんが、それでもデジタル化の波を止めることはできません。
プロはもちろん一般の人も著作者・制作者に敬意を払い、違法なコンテンツを提供者側・消費者側の双方が排除していくようにしたいものです。
ITMedia News 2010.11.4
「電子書籍をめぐる状況を、ポジティブに変えていきたい」――作家の村上龍さんが11月4日、電子書籍を制作・販売する新会社を5日付けで設立すると発表した。自著のほか、よしもとばななさんなどの電子書籍を刊行。制作コストや利益配分を公表することで、電子書籍ビジネスの公平なモデルを示したいという。
社名はG2010(ジーニーゼロイチゼロ)。社長は、村上さんの小説「歌うクジラ」の電子化を手がけたIT関連企業・グリオの船山浩平社長が兼任し、村上さんは取締役を務める。資本金は1000万円で、グリオと村上龍事務所が折半出資する。
音楽や写真などリッチコンテンツを使った電子書籍アプリを中心に制作・販売。「歌うクジラ」の電子版をグリオから引き継いだほか、よしもとばななさんの書き下ろしエッセイ集をNTTドコモのAndroid向け電子書籍トライアルサービスに配信中。瀬戸内寂聴さんの新刊も同サービスに配信予定だ。
村上さんのデビュー作「限りなく透明に近いブルー」など既刊の電子化も進め、初年度(2010年11月~11年10月)刊行20点、売り上げ1億円を目指す。
電子化にかかるコストを透明化
電子化にかかるコストはすべて公表することで、売り上げの配分料率をフェアに決め、電子書籍制作のモデルとして示していきたいという。作家の取り分は作品によって変わるが、電子化コスト回収後は、売り上げ(Appleなど配信事業者に支払う手数料分は除く)の10~30%をグリオが受け取り、残りの90~70%を作家に配分する考えだ。ちなみに歌うクジラの制作費は、プログラミングの外注委託費が150万円、坂本龍一さんへの制作料の前払いが50万円(村上さんとグリオの報酬は別会計)。売り上げの配分は、制作費回収前は村上さん:グリオ:坂本さん=2:4:1、回収後は4:2:1だったという。
既刊本を電子化する場合は、版元の出版社に、原稿データの提供や生原稿のスキャンなどの「共同作業」を依頼し、その作業の報酬として売り上げを配分する――という形で、編集作業や出版という「恩義」に報いていきたいという。
なぜ作家が、出版社と組まずに電子書籍を
「なぜ作家が、出版社と組まずに電子書籍を販売するのか」――村上さんは会見で、出版社ではなくIT企業のグリオと組んだ理由をこう説明する。「ぼくも最初は出版社と組むものだと思っていて、幻冬舎や講談社にも相談する中で、当たり前のことに気付いた。出版社は紙の本を作るプロはそろっているが、電子書籍のプロは非常に少ない。グリオのようなITベンチャーと組む方が効率的だ」
既刊本を電子化する場合、版元の問題もある。「例えば、幻冬舎と組む場合は、(講談社から出した)『限りなく透明に近いブルー』は出せない。講談社と組み、(幻冬舎から出した)『半島を出よ』を出そうとすると摩擦が起きる。いちいち版元と話し合いながらやっていくと、機動力のあるコンテンツ制作はできない」
グリオと組んで作った「歌うクジラ」は、坂本龍一さんのオリジナル楽曲付きで、iPad版、iPhone版(各1500円)合わせて1万部以上販売。ほぼ毎日グリオのスタッフと会い、修正点を確認し合う作業は、寝る間もない忙しさだったが、刺激的で充実していたと振り返る。
電子書籍化の進展に伴う出版界への影響は「言われているよりポジティブに考えている」と話す。「流通(取次)も書店経営者も優秀。出版社は一部不安なのもあるが、将来について真剣に考えている」ためだ。出版社は村上さんの電子書籍へのチャレンジも応援してくれており、講談社の野間省伸副社長も新会社の設立を祝ってくれているという。
「作家が一番置き去りにされている」とよしもとばななさん
よしもとばななさんと瀬戸内寂聴さんはそれぞれ、「歌うクジラ」iPad版を見て村上さんに連絡を取り、電子書籍に参加したいと申し出たという。
要はViewerのようですね。
主な機能は以下。
■ライブラリ
■ビューワ
■オプションメニュー(誌面をタップすることでメニューが表示されます。)
私は、ちょい読み的な使い方をしそうですが、それだとますます紙の雑誌が売れなくなるのではないかと少し心配になりました。
電子化のひとつの特徴として、見本誌の読者レビューが掲載されていました。
従来、紙媒体については、ユーザが出版社側にもの申しても、耳の痛い話はあまり表にでなかったのですが、電子化の結果、このようなレビューが共有されることで、出版社としてもそれらを無視することもできなくなり、その結果少しづつ、メディアと読者の距離感が変わってきたようです。
個人的には、iPhoneのような小さな端末で、文章を読む気にはなりません。
同じことを、iPadでも試してみましたが、お気に入りの年間購読の雑誌を貯めておいて、自宅はPCで、外出先ではiPadで・・・・という具合に、いつでも読めるようにしておきたいという熱烈な年間購読者ならこの方式でいいと思いますが、私はiPadでも読み物系はあまり好きになれませんでした。
雑誌そのままの内容は、あくまで「紙」という媒体に適した形です。
電子媒体には、もっともそれに適した形式(インタフェースやコンテンツ)に変えていかなないと駄目だと思いますよ、出版社の皆さま。
docomo & DNP Press Release 2010.8.4
NTTドコモと大日本印刷(DNP)は、携帯電話向け電子出版ビジネスにおける業務提携に向けて基本合意した。
基本合意の主な内容は以下の通り。
【1】ドコモユーザー5600万人を核としたユーザー向け電子出版プラットフォームの共同構築
【2】書籍やコミック、雑誌、新聞など10万点を超える電子出版コンテンツの収集・電子化・販売
【3】ドコモ携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末、電子書籍専用端末に対応した電子書店サービスの運営
【4】DNPグループのリアル書店(丸善、ジュンク堂、文教堂)やオンライン書店(bk1)との連携
【5】両社で新たな読書マーケットを創出する。NTTドコモとDNPでは、今秋にもサービスを開始する予定。これに向けて共同事業会社設立の検討や、出版社やメーカーなどの協力を働きかけていく。また、海外に向けた配信も想定したビジネス展開も検討するとしている。
■ 「単なる紙の置き換えではなく、電子だからこそできるもの」
発表会に出席したNTTドコモの代表取締役副社長の辻村清行氏は、両社の共同事業会社を設立し、「電子書店」を展開すると語った。同氏は「単なる紙の置き換えではなく、電子だからこそできるものを目指す」と語り、そのキーワードとして、「リアル×電子」と「オープン×マルチ」という2つを紹介した。
「リアル×電子」は、リアル書店と電子書籍の連携を指すもので、リアル書店と電子書店をユーザーが自由に選択できるような環境を構築するという。サービスの詳細は未定だが、たとえば、書籍発売前に先行して電子書籍を配信したり、書籍と電子書籍をセット販売したり、リアル書店と電子書店のポイント統合するといった施策が検討されているという(DNP常務取締役 北島元治氏)。
一方「オープン×マルチ」は、プラットフォームのオープン化を実施し、さまざまなフォーマット、さまざまなデバイスに提供することを意味する。出版社や端末メーカーにはすでに声をかけ、オープンにやっていくと述べた辻村氏は、両社による電子書店のサービス開始後、当初はメーカーブランド含めドコモ回線を利用する端末のみに対応が限られるが、将来的にはKDDIやソフトバンクモバイルへの対応拡大も予定していると語った。
課金・決済プラットフォームはNTTドコモが提供する。両社は、ドコモの5600万の顧客基盤と安定した通信回線、販売チャネルなどの強みと、DNPのデジタル化のノウハウと出版業界での実績、そしてリアル/オンライン書店運営ノウハウなどを融合する。
さらに、2011年春にも第2ステップとして、マルチデバイスで利用できるしおり機能などが提供される予定。たとえば、パソコンなどで読んでいた途中から、スマートフォンや専用端末に切り替えて読み進めることができるという。
「単なる紙の置き換えではなく、電子だからこそできるもの」 このキーワードが重要。 出版社もそれに気付いてはいるが、どうしていいかは、試行錯誤中といったところ。 また、人によっても温度差がかなりあるのを感じます。
弊社のような開発会社としては、さまざまなアイデアをひとつひとつ目に見える形にしていく中で、同じく試行錯誤しています。
ちなみに、今月3本アプリがでます。
Response.jp 2010.7.10
1976年4月に創刊したバイク雑誌『Mr. Bike』(モーターマガジン社発行)7月号で休刊した。その後継として8月号から『WEB Mr. Bike』が始まり、インターネット上で公開された。
『オートバイ』(モーターマガジン社)と『モーターサイクリスト』(八重洲出版)のバイク雑誌2強がニューモデル中心のマシン紹介を展開する中で、『Mr. Bike』はライダーのライフスタイルを提唱。
コミック『ケンタウロスの伝説』の連載や、佐藤信哉氏の名物コラムなどのヒットを飛ばし、ジーパンに革ジャンパーというライダーのライフスタイルを定着させた。
7月号休刊時の『Mr.Bike』の発行部数は3万5000部。「ミスターバイクのブランド力は衰えていないので、今後も新しい雑誌のあり方は模索している」と、東京エディターズの中尾祥司氏は、語る。
東京エディタースは、創刊から同誌の編集を請け負ってきた。中尾氏は同誌編集長を経て、現東京エディターズ社長。同社は『WEB Mr.Bike』の制作を続けている。
雑誌がどんどん休刊になっていきます。
ネット上で、あふれる情報を自由にとることができるようになった今、週刊誌・月刊誌などはその存在を問われています。
教育水準が高いわりには、まだ日本人は英語メディアをそれほど積極的に活用していないようですが、若い世代が「多言語化」になれてくると、なおさら日本のメディアはそのあり方を考えなければいけなくなるかもしれません。
でも、PC版で展開して勝ち目はあるのだろうか? まずは、今後の展開を注視しましょう。
最近思うのは、ネットの情報は無料(タダ)・・・という壁はビジネスモデルの崩壊ではないように思えます。 簡単に手に入る情報を垂れ流すだけで、今までお金になっていたことのほうが不思議だと考えるべきかもしれません。
ひと月前くらいの記事なのですが、以下の記事に、電通のMAGASTOREの取り組みの中での、電子書籍のジレンマについて書かれています。
現状での電子書籍への取り組みを「書店型」と「タイトル型」と類型して、判り易く書かれていますので、本文は引用しませんが以下ぜひご一読を。
ITmedia プロモバ 2010.6.4
iPad登場で「MAGASTORE」に異変――電通が考える電子書籍のジレンマ
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1006/04/news052.html
文中に以下のような文面があります。
「書店型」のアプリに参加するか、R25 for iPhoneのような「タイトル型」の独自アプリを展開するかという、配信スタイルのあり方だ。
簡単に言ってしまえば、「書店型「のアプリへの取り組みが、最近多いタイプで、専用のリーダーアプリを作って、それ上で本棚を展開するPDFベース(書籍の版下ベース)のものです。
「タイトル型」の独自アプリを展開する・・・というのは、今弊社で進めているネイティブでのアプリ開発の道です。
この記事をかいた電通のスタッフも文中で言ってますが、顧客の誘導や広告連動などを考えると、この「書店型」と「タイトル型」の双方を連動させるビジネスモデルが望ましいだろうと思われます。
「書店型」と「タイトル型」を上手に連動させるような戦略的なビジネスモデルを考えていくべきでしょう。
とりあえず、PDF版さえ作っておけば、販路が増えるので・・・という単純な発想で取り組んでも期待した結果は得られないでしょう。
WirelessWire News 2010.6.28
iPadの発売からおよそ1カ月が経った。iPadは個人が使う情報端末のあり方を変えるだけでなく、ビジネスでの利用や情報の流通にも影響を及ぼし始めている。そうした影響の1つに、国内での電子書籍への急速な注目の高まりが挙げられる。この1週間の動きをお伝えする。
<後略>
朝日新聞 2010.6.17
既存の出版社を通さず書き手が直接、電子書籍を出す。
出版社が恐れる「中抜き」に、第一線の作家らがのりだすことになった。
作家の瀬名秀明さん、桜坂洋さんらが電子雑誌「Air エア」を作り、17日に発売する。
執筆陣らでつくる合同会社の堀田純司代表は、「こうした試みはいずれ誰かがやる。埋没しないため、書き手が生き残るためには、いま打ってでるしかない」と話す。
HMV渋谷店が8月に閉鎖。
音楽にしても電子書籍にしてもネットの発達が流通をかえています。
「ネットが文化の形を変へた」・・・と新聞には書いてありました。
音楽好き・読書好きは昔とかわらないのに、何か変わったのか。
ごく一部の業界人だけの感覚でマス的に流通していたものが、ネットの普及により個人の価値観がいろいろなものに反映されるようになっただけではないでしょうか。
媒介する形が変わっただけで、価値観の本質的なところは変わってはいないように思います。
一部の「仲介」「媒介」「流通」・・・などによって意図された一方向からの価値観に、ずいぶん前から一般大衆は疑問をもっていた背景があって、ネットというものがユーザーの参加意識を促し、それが価値観を変化させたように見えるのではないでしょうか。
アイドルグループAKB48の総選挙などはその典型。
アイドルグループの人気投票・・・という掟破り的な手法を公然と武器にしているところなど、あたらしいメディアのあり方を体現しているようです。
新聞の記事にこんな坂本龍一氏のコメントが載っていました。
「大きなパラダイムシフト(時代の価値観の転換)が起きているのかもしれない」
なんと、いまさあら「パラダイムシフト」・・・ですか。
この言葉はまだ生きていたんですね。
もうマスコミでは使われなくなったとばかり思っていました。
PC WATCH 2010.6.9
iPadから提供が始まったiBooksについては、この日に2つのアップデートが伝えられた。1つは読んだところまでつけられる栞機能の強化。複数の栞を付けたり、内容をマーキングして、インデックス化することができるようになった。またお気に入りの段落やフレーズなどをメモとして書き残せるようになっている。実は講演の終盤においてiPhoneやiPod touchにもiBookstoreが拡大されることがアナウンスされるのだが、ここで紹介されていた栞やメモの機能は、ユーザーの使用する端末を問わないことが重要なポイントとなっている。Storeで購入したユーザーIDが同一であれば、追加料金を支払うことなく他の端末でも同じ書籍が読め、栞やメモの機能もStoreのクラウドにあげられたデータをもとにして同期が行なわれる。リビングでiPadを使って読んでいた本の続きを外出先でiPhoneを使って読む場合でも、どこまで読んだかページを繰って探したり、せっかくメモした内容を忘れたりしまったりすることもない。電子書籍はその市場の拡大に紙の書籍とは異なるアプローチも必要になるが、紙ならできる栞やメモなどの機能を取り込み、紙ではできないデバイスをまたいだ同期といった電子ならではの機能を拡張することによって、その可能性を伸ばしていくことを模索し続けている。
iBooksにもう1つ加わったのがePUB形式だけではなく、PDF形式への対応がなされた点だ。このアナウンスには聴衆からも拍手がわいた。iBooksで採用されているページをめくる操作感などが、自分が作成したPDFファイルでも利用できるようになる。ちなみにGoogleを使って『自炊』という言葉を検索すると、自分で雑誌や書籍を(スキャンして)電子化するという行為の解説が、本来の意味をおさえて候補のトップにあがることには実に複雑な思いがあるが、ジョブズCEOの言う「PDFを読みたいという要望に応えた」というコメントは、初期リリースから2カ月という状況下では迅速な動きと考えられる。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20100609_373020.html
PDFに対応というのはいいことですね。 いろんな意味で電子書籍の間口が広がりますね。
プレジデントロイター 2010.6.8
タブレット型パソコン(PC)「iPad(アイパッド)」向けにダウンロードされた電子書籍がこれまでに500万冊を超え、電子書籍市場で22%のシェアを獲得したと発表した。
また、同社はiPad向けアプリケーションのダウンロード数が3500万回を超えたことも明らかにした。
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-15718120100608
2010.6.4 asahi.com
KDDIは3日、携帯端末向けマルチメディア放送で、コンテンツサービスへの参入を目的とした新会社を設立したと発表した。社名は「メディアフロー放送サービス企画」。資本金5000万円で、KDDIが82%、テレビ朝日が10%、スペースシャワーネットワーク、アサツーディ・ケイ、電通、博報堂がそれぞれ8%を出資した。携帯電話だけでなく、電子書籍やタブレット型パソコン、カーナビゲーションなど多様な端末への配信を視野に、新たなコンテンツサービスや事業モデルを検討する。
スキャポンとは・・・
ご自宅の本棚に貯まった書籍をお客様に代わってスキャンをしPDF化するサービスです。スキャンの機器を揃える費用を節約したい方や、ご自身でスキャンをする時間や労力を節約したい方に、スキャポンが代わって書籍を 1ページずつスキャンしPDF化のお手伝いをします。
・・・とのこと。
電子書籍がらみのいろいろなサービスがでてきているようです。
では、このサービスで著作権については、どのような規則になっているのかと見てみると・・・
書籍は、音楽CDや映像DVDと同様に、著作権によって保護されています。
1.お客様からお送り頂いた書籍は、著作者の許可を得ていると判断し処理をします。許可が得られない場合はご自身でスキャンしていただくか、スキャンをご遠慮下さい。
2.スキャンによってPDF化された書籍データは、私的利用でのみご利用下さい。他者への譲渡や販売行為はおこなわないで下さい。ネット上への公開や不特定多数の方に閲覧される状態にしてはいけません
・・・ざっとこんな記述がしてありました。
著作者本人でない限り、書籍という形式になっている時点で、なんらかの著作権や許諾が絡んでいるのは当たり前のはずなのに、客が送った時点で、著作者の許可を得ていると判断する・・・とあるのは、なんとも都合のよい規約ですね。
このルールってありなんでしょうか・・・??
[ MACお宝鑑定団BLOG(羅針盤) 2010.5.27 ]
iPadの画面にピアノの楽譜を表示し、従来の紙の楽譜の代わりにピアノの譜面台などにおいて、ピアノの演奏練習ができるアプリです。
有名なクラシックをはじめ、小学校低学年からの音楽の授業等で演奏される、日本の童謡曲の楽譜も付属しており、大人から子どもまで楽しめます。
6つの楽曲集に全35曲がプリインストールされています。http://www.macotakara.jp/blog/index.php?ID=8160&tag=SonataNote
このアプリを早速落としてみました。
デフォルトで以下の楽曲が入ってます。
機能としては
ちなみに、「どんぐりころころ」って二拍子だったんですね。
知らなかった。
[ マイコミジャーナル 2010.5.21 ]
講談社は20日、京極夏彦著『死ねばいいのに』を電子書籍化し、iPad / iPhone / PC向けに配信・販売すると発表。同社で行われた記者会見に、著者の京極夏彦氏が出席した。
~中略~
iPad / iPhoneおよびPCへのダウンロードは、配信開始から2週間はキャンペーン期間として700円、その後は900円で提供するとのこと。配信開始時期は、現在アップル社の認可待ちのため未定だが、6月上旬を目指しているという。また、同時に、携帯電話でもテキスト配信をする予定で、こちらは1章毎に100円で提供。冒頭の1章については無料でダウンロードが可能となる。
・・・いろいろと動きがでてきたようです。
弊社でも今iPadを2台用意して、いろいろと施行錯誤中。
早ければ上期中には何らかのiPad版をリリース予定です。
また、Android版のアプリのプロトタイプも先日完成しました。
おっつけ、いろいろなタイプのAndroid端末や、iPhoneの新型もでるでしょうからいろいろと忙しくなります。
弊社としても、ビジネスチャンスを逃さぬように、もろもろビジネス展開を急ぐとしますか・・・。
Amazon.com (2010.02.18)
米Amazon.comは18日、電子ブックリーダー「Kindle」シリーズ向けに販売されている電子書籍を閲覧できるBlackBerry向けのアプリケーション「Kindle for BlackBerry」ベータ版を米国内で無償公開した。
「Kindle for BlackBerry」では、42万冊以上の電子書籍を購入することが可能。「Kindle」シリーズやWindows用の「Kindle for PC」、iPhone/iPod touch用の「Kindle for iPhone」で購入した電子書籍も閲覧できる。
また、各機器やアプリケーションの間で、最後に読んだページやブックマーク情報も同期が可能。加えて、文字サイズの変更、フルカラー書籍の表示にも対応する。
米Amazon.comでは合わせて、従来から対応を予告しているMacintosh版に加え、iPad版アプリケーションを近日提供する方針を明らかにした。
先日、アップルジャパンにお邪魔して、デベロッパ担当の方にいろいろとお聞きしましたが、iPadについては、まだまだ不確定の情報が多いようです。
でも、いくつかヒントになることもありましたので、それは後日。
少なくとも、ePubとApplicationについては我々IP側がそれらを切り分けた上で、それぞれに適したものを提供する必要があるようです。
そしていろいろと知恵も絞らないといけないようです。
daily sports online
デイリースポーツ社は、デイリースポーツの紙面をそのままパソコンで読むことができる「デイリー電子版」のサービスを2月1日から開始します。購読は月決め制で、1カ月の購読料は1890円(税込み)です。長期購読による割引もあります。2月28日までの1カ月間は無料お試し期間で、3月1日から有料となります。
日本一を自負する阪神タイガース情報をはじめ、競馬やゴルフなど豊富コンテンツが、従来デイリースポーツを購読できなかった地域でも、毎朝午前6時から手軽に楽しむことができるようになります。マウスをスクロールするだけで紙面を拡大できるため、小さな文字でも読みにくさを感じることはありません。実際の新聞のようにページをパラパラとめくることができ、読みたい記事を簡単に探せます。過去7日間の紙面を見られるほか、紙面の印刷も可能です。詳細を知りたい方、利用を希望される方は2月1日以降にデイリースポーツのホームページ(http://www.daily.co.jp/)をご覧ください。
なお、中国で実施するiPhoneで読める在留邦人向けの電子版も、2月1日からサービスを開始します。
サンプル版を見ましたが、限られたPC画面上で見るには慣れが必要という印象。
実際に新聞を広げてみる感覚ではなく、ネットニュースを新聞フォーマットで見る・・・という感覚ですが、それも慣れてしまえば・・・といった程度でそれほど私は違和感はありませんでした。
そういえば、携帯電話の初期にも「はたして、ニュースや写真をあんな小さな携帯の画面で見る人がいるのか?」・・・というような議論もあったような気がします。
結局作る側や評論家が何を言おうと、ユーザが選んだ利便性の高いメディアは普及するということでしょう。
たしかに、電車の中で、新聞や雑誌を広げている人はめっきり少なくなりました。携帯電話を見ているか、小型のデジタル音楽プレーヤーを聞いている人が圧倒的に多いのに気付きます。 そんなデジタルだらけの現在ですから、逆に文庫本を読んでいる人の姿が私には気になります。。
デジタルが進んでも「文学」は永遠というところでしょうか。 しかし、そんな「文学」でさえ、電子ブックになろうとしている今日この頃です。
紙の出版から電子出版へ。 流れは止められないのは確かなようです。今こそ、紙は紙の「存在意義」をきちんと考えなければなりません。
そういえば、先日twitterで「紙の本でできて、電子ブックでできないことは?」という投稿がありました。 その中に「ぱらぱらマンガができない」・・・という意見がありました。
「昔は、雑誌の下のほうに、ぱらぱらマンガを書いたもんだ」・・・そんな思い出話を孫にするようになるのでしょうか?
出版の未来を模索する道は続きます。
asahi.com 2010年1月13日3時11分
拡大が予想される電子書籍市場で国内での主導権を確保しようと、講談社、小学館、新潮社など国内の出版社21社が、一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」(仮称)を2月に発足させる。
米国の電子書籍最大手アマゾンから、話題の読書端末「キンドル」日本語版が発売されることを想定した動きだ。 携帯電話やパソコン上で読める電子書籍市場で、参加予定の21社が国内で占めるシェアはコミックを除けば9割。大同団結して、デジタル化に向けた規格づくりや著作者・販売サイトとの契約方法のモデル作りなどを進める。 日本の出版業界では「今年は電子書籍元年」とも言われる。
国内の市場は2008年度は約464億円だが、5年後には3千億円規模になる可能性があるとの予測もある。 成長をさらに加速させそうなのが読書専用端末の普及だ。アマゾン(キンドル)のほか、ソニーやシャープなども、新製品の開発に乗り出している。 国内の出版社がとりわけ恐れるのは、巨大ネット書店でもありキンドルという端末も持つアマゾンの存在だ。著作権法ではデジタル化の許諾権は著作者にある。大手出版社幹部は「アマゾンが著作者に直接交渉して電子書籍市場の出版権を得れば、その作品を最初に本として刊行した出版社は何もできない」と語る。日米の「綱引き」で作家の取り分(印税)が紙の本より上がる可能性は高い。
出版社から見れば、作品を獲得するためにアマゾンとの競争を迫られることになる。
講談社の野間省伸(よしのぶ)副社長は「経済産業省などと話し合い、デジタル化で出版社が作品の二次利用ができる権利を、著作者とともに法的に持てるようにしたい」との考えだ。新潮社の佐藤隆信社長は「出版社の考えが反映できる場を持つことで国内市場をきちんと運営できる」と語る。電子書籍は、21社がそれぞれの著作者から許諾を取ったうえで、販売業者のサイト(ネット書店)にデジタルデータとして売る。新組織は、出版社からデータを整えて送る際の規格や方式を共通化した「フォーマット」作りも進める。(西秀治)
〈参加予定の出版社〉
朝日新聞出版、NHK出版、学研ホールディングス、角川書店、河出書房新社、講談社、光文社、実業之日本社、集英社、主婦の友社、小学館、祥伝社、新潮社、ダイヤモンド社、筑摩書房、中央公論新社、徳間書店、日経BP社、PHP研究所、双葉社、文芸春秋(50音順)
目次を見て、欲しい情報だけを買えるようにするもので2011年の実用化を目指しているとのこと。
いよいよ本格的に「記事のばら売り」時代が始まるようです。
かつて、音楽業界がダウンロード販売に押されてCDの売上が右肩下がりで落ち込んだのと同じように、電子化の波は止めることができない以上、業界としても逆に積極的にかかわっていかざるを得ないのでしょう。
アマゾンのキンドル端末以外にも、アップルからもタブレット型がでて、それを機にアップルが本格的に電子ブックに参入するのでは?...なども噂されています。
噂話はともかくとして、出版関係ではここ何年かでいろいろな動きがあるのは確かなようで、既存の流通が大きく変化しようとしています。
変化する時がチャンスです。
いろいろなビジネスチャンスが生まれる一方で、市場原理により退場を強いられる体制やサービスがあることも厳然たる事実のようです。
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